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のばらのアリア

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冷たい校舎の時は止まる/辻村深月

冷たい校舎の時は止まる 上冷たい校舎の時は止まる 中冷たい校舎の時は止まる 下

本屋さんで見て、最近気になっていた辻村深月さん。デビュー作を読む事にしました。
メフィスト賞受賞作の「冷たい校舎の時は止まる」
そういえば、出版されたとき、けっこう話題になっていたような。
メフィスト賞の受賞作は必ず読んでいた時期もありましたが、これでいいのか?
ってな作品が受賞するようになって、あまり読まなくなっていました。
さて、辻村深月さんは~

名門進学校に通う8人の高校生。大学受験を間近に控えています。
ある雪の日、登校した8人は校舎の中に自分たち以外、誰もいないことに気づきます。
帰ろうとしても、どこの扉も開かず、窓を壊す事さえできない。
校舎に閉じ込められた8人。
8人は学級委員であり、個人的にも仲の良い仲間です。
2ヶ月前の学園祭でも成功のため準備に奔走しました。そう、学園祭。
学園祭の最終日、クラスメートのひとりが屋上から飛び降りて自殺したのです。
衝撃をうけた出来事なのに、なぜか8人全員がそのクラスメートのことを思い出せない。
顔も名前も。死んだのは誰だったのか。
校舎の中の時計はすべて5時53分で止まっています。それはクラスメートの自殺した時間。
不安と恐怖の中、止まった時計が動きはじめたとき。。。

いやー、面白かったですね!学園ものっていくつになっても好きです~。
けっこう長いんですが、文章がすっきりしててテンポよく読めました。
8人がそれぞれ丁寧に書き込まれていますし、飽きさせません。
辻村さん、80年生まれ!だそうですから、この本がでたときは24歳?
すごいですね。書ける人に年齢は関係ないんですね。
高校生たちの繊細さや脆さが痛々しく、優しさを併せもっているのが好ましいです。
途中で、これは○○は○○だから××みたいだな、とわかっちゃったところも。
ミステリ読みの人なら気づくでしょう。が、だからといって問題ありません。
わかったからといって、つまらなくなるような作品ではないからです。
辻村さんの他の作品を読むのが楽しみになりました。







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