FC2ブログ

のばらのアリア

2019年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2019年10月
TOP読んだほん ≫ 終末のフール/伊坂幸太郎

終末のフール/伊坂幸太郎

私が高校生の頃、ある雑誌を読んでいたら
「24時間後に地球が滅亡するとしたら、あなたは何をしますか?」
という質問に著名人が答えるという記事がありました。
いろんな人が答えていたのですが、私が衝撃を受けたのは故・寺山修司氏の答え。
それはこんな意味の言葉でした。
「24時間以内に自分の手で地球を破壊する。何事も待つということは凡庸である。」
。。。凄すぎます。
実際そうなったとしたら24時間は短いですね。不安なまま、じたばたして
気がついたらそのときを迎えている、ような気がします。
終末のフール
8年後に地球に小惑星が衝突、人類は滅亡すると発表されてから5年。
大荒れに荒れた世の中も、ここにきて小康状態というところ。
3年後に迫った“死”を意識しながらも落ち着きを見せています。
物語の舞台は仙台。
ヒルズタウンと呼ばれる住宅地のマンションの住人が8つの短編に描かれます。
今までの伊坂作品と少し違った感じじゃないでしょうか。魔王が近いといえば近い。
ある意味重い小説ですし、強いメッセージがある。
私は好きですね。
これまで伊坂氏を評価はしていましたが、好き!ってほどじゃなかったんです。
でも、この作品は好き!です。はい、人にもオススメしたいと思います。
どの短編もとても良いですが、中でも気に入ったのは「鋼鉄のウール」
出てくるキックボクサーの苗場がかっこよすぎます。
モデルは武田幸三選手とか。思い浮かべてもう一度読んでみたりw
「冬眠のガール」の女の子も良いです。

読み終えて、なんとか小惑星の軌道が変わらないかな、って。
そう思っちゃいました。

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

プロフィール

のばら

Author:のばら
トイプードルの男の子
ハルとのざっくりした日常

ハル
フリーエリア
PVアクセスランキング にほんブログ村
月別アーカイブ
POWERED
Template by
FC2ブログのテンプレート工房
Design&Customize by
Pretty Heart-blog
Powered by FCブログ