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のばらのアリア

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最後の一球/島田荘司

最後の一球

1993年、ロシア幽霊軍艦事件の2ヵ月後。
馬車道の御手洗と石岡のもとを1人の青年が訪れる。山梨の田舎町で美容室をやっているという彼の相談は母のことだった。自殺未遂を起こしたという彼の母の悩みとは?「何もできないかもしれない。」御手洗はそういいながらも、翌日、石岡と共に山梨へ向かう。そして、事件は意外な方向へ。。。

75ページでさっさと事件を解決に導いてしまう御手洗。その後は竹谷亮司という元野球選手の手記になっています。事件の内容とこのタイトルでおおよそのトリックはわかってしまいますし、物語にもある程度の予測がつきます。不思議な大きな謎があって驚きの解決、といったお話ではないのです。社会派ミステリのような感じもあります。長編にしては派手さはありません。でも、面白かったです。真面目に努力を続け、それが報われない竹谷亮司の半生。しかし、彼の歩んできた道はしっかりと彼の財産になっている、そう感じました。だから読後感が良いのです。御手洗の解決にも納得します。さすが島田さん、読ませるなぁ~って感じでした。

Comment

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御手洗ものは以前は出ると必ずすぐ買って読んでたのですが、
『龍臥亭事件』がイマイチ気に入らなかったことや
『ハリウッド・サーティフィケート』が触手の伸びない内容だった
こともあり、その頃からリアルタイムで読むことはなくなりました。
とはいえ、その後も『魔人の遊戯』と『ネジ式ザゼツキー』は
読んでおり、その他の未読作品もそのうち読みたいとは思っております。

そういうわけで以前ならこの『最後の一球』は即買いだったでしょうが、
今回も触手は伸びたものの既刊の未読作品を読むのが先だろう
という気持ちが働いたのと、ジャケットがイマイチ御手洗もの風でない
ことなどから購入には至りませんでした。

私としては『摩天楼の怪人』を読みたいので、
早く文庫になってくれないかなと祈っているところです。
2007年01月07日(Sun) 05:00
なるほどなるほど
編集
私は島田さんの新刊が出ると、どうしても手が出てしまいます(^^;)もちろん、どれも手放しで好き!というわけではなく、気に入らなかったものもありますし、シリーズの変化に戸惑いを感じたことも。今回の作品は長編なのに、小品の佳作みたいな感じでしたね。

>既刊の未読作品を読むのが先だろう
そうですね。
>ジャケットがイマイチ御手洗もの風でない
これは私も思いました。野球好きな人は手にとるかもしれないけど、そうでもない人は(^^;)

『摩天楼の怪人』文庫はもうちょっと先になりそうですね。
私が読んだのは去年の今頃だったかな~。
2007年01月07日(Sun) 09:06












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